2010年3月15日月曜日

あっちでもこっちでも結局システムのバグ

チリ大地震の津波注意報についての誤報は結局システムのバグが原因だったようだ。国ももう少し開発を委託する会社を考えた方がいいのではないだろうか。富士通やNEC、日立といった大手に委託することはそれなりにメリットがあるのかもしれないが、現場でプログラムを作成している殆どの人は派遣社員であり素人同然の場合もある。指揮しているのがベテランであってもプログラムを一行一行確認してその一行がどんな影響を持っているのかまでは検証していない。消防庁は3月中と発表しているようだが24時間以内に対応しなくては次の大地震の際にも同じことが起きることは明白だ。ICT業界の単価は非常に低く設定されているが、通常の製造業とは違うことをどの業界人も認識して金額を設定することが必要かとおもう。そしてICT業界は自動車や家電製品の開発を同じくらいの品質でテストスケジュールを作成する必要があるようにおもう。物質を扱う訳ではないのでより優れた品質を確保できるはずだ。それができなければICT技術を駆使どころか利用したレベルでもNRIの言っている「インフラクライシス」は防げない。

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